2013年5月11日土曜日

おいしいコーヒーのいれ方


今回は小説のおススメです。

村山由佳さんの作品で、かれこれ18年以上続いている、恋愛小説です。

主人公の高校生、勝利(かつとし)は、父親の転勤のためにいとこ姉弟と同居することになりました。
そこで、5歳年上の従妹かれんの秘密を知り、力になりたいと願うなかで、お互いに惹かれていくというストーリーです。


ここまでが1巻で、その後恋人の関係になりながらも、勝利には様々な試練が訪れます。
この試練は、毎度毎度ひどいもので()、一部のファンは作者に「勝利をこれ以上いじめないで!」と訴えているほどです。


しかし、そんな試練のなかで、勝利は迷いながらも成長していき、かれんとの距離が近づいたり遠ざかったり、ケンカしたり仲直りしながら、絆が深まっていくのを感じると、読んでいてとても心が温かくなります。


そしてこのシリーズは、次の展開が気になり、どんどん読み進めてしまします。
ストーリーがいいのか、書き方がいいのか…とにかく、読み始めたら止まらないという感じで、1~2時間で読めてしまいます。

現在16巻まで出ているので、けっこうな時間を楽しめますよ!


また、この「おいしいコーヒーの入れ方」と似たような設定で、「天使の卵」、「天使の梯子(はしご)」というのがあるんですが、こちらもおすすめです!

私は、この2冊を読んで、泣いてしまいました。

今も本棚にありますが、もう計20回くらい読んでると思います。
でも、この回数も他のファンからしたら少ないんだろうなぁ。


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